Up 「アドリブで講話」 スキルの要素 作成: 2025-11-25
更新: 2025-11-25


    ChatGPT が講話をするときは,アドリブですることになる。

    講話をアドリブでできることは,1つの特殊スキルである。
    このスキルは,つぎが要素になる:
    • 再帰のトリー構造 (ノードとエッジ) で話す
    • 講話題 (トップノード) を決める
    • ノードで,そのレベルの話をする
    • 「内包・外延,5W1H」を使って,ノードからエッジを出す


    「再帰構造」は,ChatGPT のテクスト生成がもともとこの構造になっているので,ChatGPT はこれについて特に努めることは無い。

    「題を決める」は,ChatGPT が最も困るところかも知れない。
    自由は難しく指示待ちがラクなのは,人間も ChatGPT も同じである。

    「ノードでそのレベルの話をする」は,アドリブのできる・できないが決まるところである。
    人間が講話をアドリブでするとき,それは自分の得意分野の中であり,そしてその得意分野は狭い。
    一方 ChatGPT は,厖大な生得知識を以て,ほぼどんな題でも講話をアドリブでできることになる。


    「内包・外延,5W1H」は,言語の論理を扱うスキルが問われるとことである。
    このスキルが高い ChatGPT は,「内包・外延,5W1H」を整合的に使いこなす。
    ここで「整合的」とは,「内包・外延,5W1H」を適用するフレーズ/ワードが,論題に添うように択ばれるということである。

    ただし,「整合的」 は 「硬い」に通じる。
    或るフレーズ/ワードへの 「内包・外延,5W1H」 の適用が論題から逸れるものであるとき,これを「脱線」と謂う。
    上手な脱線は,講話を活き活きしたものにする。

    ChatGPT は,この脱線が得意ではない。
    強力な再帰構造があるので,脱線はいくら深くしてもだいじょうぶなのだが,脱線自体に抵抗感をもつようだ。
    ここは,ChatGPT の「倫理」を見て取るところなのかも知れない。