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6月23日
作成: 2024-12-06
更新: 2024-12-06
『菅江真澄全集 第2巻』(未来社, 1971). p.154
羆は三寸の草がくれとて、いさゝかのくさむらありても、ふとをのがかしらさし入れば、其かたちはかいけちたるやうに、人に見あらはさるることのたやすからじなど、ひかへひかへ行がてに話るを聞て、
みき(三寸)の草に はひかくろへよ くまつゞら くるみちせばみ 行もわびしき